バンコク大学語学研究所
ダラワディー・レーバーンコ氏からの推薦状の原本です
バンコク大学語学研究所
ダラワディー・レーバーンコ氏からの推薦状の日本語訳です
仏暦2547年(2004年)9月23日
推薦状
日本タイ語検定協会理事長殿
貴国日本と我がタイ国とは、歴史上長きに亘りすばらしい友好関係を築いてまいりました。今日では商業や投資といったさまざまな経済活動の交流によって、両国間の絆はますます強まっております。このような二国間の親密な関係は、なにも国家間のレベルに限ったものではありません。一般の国民の方々の中にも広く浸透しているものであります。今や日本国民とタイ国民は偏見や差別、嫌悪の意識を持つことなく、お互いの文化について学び、受け入れ、そして伝え広め合っているのです。この点で、語学の学習はタイ人と日本人がお互いの考えや価値観、文化を理解し合う大切な媒体、いわば重要な通り道と言って良いでしょう。このような国民の方々のより良い語学の習得は、ひいては国家間の関係をより強固なものにするレベルにまで発展するのです。
人々が語学の学習を進めるにおいて無くてはならないもの、それは学習到達度を指し示す標準を持ち、語学能力の指標を維持していく機関です。日本タイ語検定協会の設立は日本国民にとって、民間部門における両国の協力強化の新たな一歩ととれるでしょう。これは両国民にとってきわめて高い利益をもたらし、さらには両国間の関係や経済・文化を発展せしめるものであります。
それゆえ私は貴協会へのご協力を快く承諾し、貴協会をご推薦申し上げます。われわれの目的が全てかなえられることを望んでやみません。
敬具
サイン
ダラワディー・レーバーンコ
バンコク大学語学研究所